仏壇の種類
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『唐木仏壇』
唐木とは紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)などの中国(”唐”とは中国の古称)から輸入される木材のことを指します。
しかし現在では東南アジアを中心に輸入されています。
唐木ではなく縞柿・桑・欅(けやき)・栃・桜などの日本材を使用したお仏壇は「銘木仏壇」と呼びますが、”金仏壇とは異なる木の風合いを全面に押し出したお仏壇”という意味合いから、日本材を使用するお仏壇も唐木仏壇と総称しています。
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『金仏壇』
仏壇の中で最も豪華なもの。
その名の通り金を全面に押し出しています。
素材は杉・桧・松等を使い、漆で黒く塗り、蒔絵をほどこして金箔を押し、彩色したお仏壇です。
比較的大型のタイプが多く、金箔の厚み・面積、漆塗りの回数などによって価格が変わってきます。
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『上置仏壇』
省スペースを目的としたお仏壇。
大きな仏間がない家や洋風の部屋にお仏壇を安置したいとお考えの方によく選ばれます。
小型で木材や金粉などの材料が少なく生産できるため値段も比較的低めにおさえられています。
設置場所としてはタンスの上や下部分が収納専用になっている仏間等があげられます。
デザインも装飾が豪華に施されているものからシンプルなものまであり、値段の幅も広いのが特徴です。
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『家具調仏壇』
名前の通り家具感覚で現代的な洋風建築の家に安置できるお仏壇です。
フローリングの部屋や洋風家具のある部屋に設置しても景観を損ねないのが特徴です。
また様々なニーズに応えられるよう上置タイプがあったり、比較的明るい色を中心とした品揃えで、最近人気が高まっているお仏壇です。
各お仏壇メーカーにより「家具調仏壇」・「現代仏壇」・「新現代仏壇」といった様々な呼び名があります。
※正宗(創価学会)のお仏壇と似ていますが、信仰する宗派が違うため、全く別の仏壇として区別されています。
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『関東型仏壇』
関東型仏壇とは合理的で生活的な作りをしており、一般に「つくりつけ仏壇」とか「タンス型仏壇」と呼ばれています。
仏壇の中段以下は物入れとして使用できるようになっています。
材質は欅、栓などが主に使われています。
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『神徒壇』
仏教の仏壇にあたるものが神道の神徒壇です。
神徒壇は御霊舎(みたまや)ともいって祖先の霊があるところとして霊璽(れいじ、仏教の位牌にあたるもの)を納める場所です。
中にお宮が入っているのが特徴です。
種類も多く、洋間に合うように家具調神徒壇のような省スペースタイプもあります。
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唐木仏壇の違いは?
仏壇はまずその本物の銘木をいかに豊富に使ってあるかで価格に違いが生じます。
唐木仏壇は総ムクで出来ている仏壇はほとんどありません。
高価な木材を節約するとともに木材の反りを防ぐために、反りにくい別の木材を芯材に使い、厚さ5mm〜7mmの銘木の板を貼りつけて作ります。
これを「練り工法」といい高価な仏壇になります。
それに対して安価品は木目を木材や圧縮ボードに印刷したものが紫壇調等と表示されたお仏壇です。
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プリント貼り |
杢貼り |
前練り |
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二方練り |
三方練り |
四方練り |
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