お仏壇のまつや トップ  > 仏事よもやま  > 念珠の持ち方
各宗派による念珠の持ち方を
ご紹介します。
文字の大きさ 標準 中 大    

珠数とは



  珠数は持っているだけで功徳があるとされ、普通百八の珠からできています。 これは、百八の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われていますが、珠の数はこのほかにも、百八の十倍の千八十のものから、六分の一の十八のものまでさまざまあります。
  珠数は念珠とも呼ばれます。
  なお、珠数は一連、二連と数えます。





珠数の持ち方



  お仏壇に向かって礼拝するときや、お葬式、法事、お彼岸のお墓参りのときに手にするのが、珠数です。
  合唱する手にかけられる、仏様と心を通い合わせる大切な法具で、仏教徒にとっては忘れてはならない必需品です。

浄土真宗



1. 一輪のときは、両手にかけて合掌します。
2. 二輪の場合、お西では両手にかけ房を下に垂らし、お東では二輪を両手にかけ房を左側に垂らします。
そして親玉をそろえて親指ではさむようにします。
3. 持つときは一輪でも二輪でも房を下にします。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細



真言宗



1. 合掌のときは、四天のあるほうの親珠を右手の中指に掛け、もう片方の緒留を左手の中指に掛けて、房は手のひらの外に垂らします。
2. 持つときは二輪にして(二匝とも言います)親指と四指の間に掛け、二つの親珠を親指でおさえるようにします。珠数を置くときは、三匝にします。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細



天台宗



1. 両手の人差し指と中指の間に珠数を掛け、手を合わせます。房は下に垂らします。
2. 手に持つときは二輪にして、二つの親珠を左手の人差し指の上に置き、房を垂らして握るようにします。
3. 略式珠数のときには、左手の親指と他の四指の間、もしくは左手首に掛けて合掌します。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細



日蓮宗・法華宗



1. お題目をとなえるときや、回向するときには、数取りのための三房のほうを左の中指に掛け、ひねってから、二房のほうを右の中指に掛け、房は手の外側に垂らし、手を合わせます。
2. 普段、合掌するときには二輪にして、左手の四指に掛けます。また、特に念を込めるときには、両手にかけることもあります。房は下に垂らします。
3. 普段、手に持つときには二輪にして、左手の親指と人差し指の間に持ちます。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細



浄土宗



1. 荘厳珠数で合掌するときには、両方の親珠を左右の中指に掛け、房は掌の外側に垂らします。
2. その他のときは、両方の親珠を左手の中指に掛け、房は外に出し、薬指と小指の間に挟みます。
3. 合掌するときは、両方の親指に掛けて、房を手首のほうに垂らします。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細



曹洞宗



1. 房を下に垂らすように2連にしてかけ、そのまま右手を合わせます。

詳しい持ち方はこちらをご覧ください >>詳細





▲ページトップへ


念珠をご覧になりたい方はこちらから>>商品案内(念珠)