【仏像の材質】
◆白木
トウダイグサ科の落葉小高木。山地や海岸に自生。葉は卵形。 初夏、枝先に黄色の雄花を多数総状花序につけ、花序の基部に雌花を少数つける。 材は白く、細工物などにする。
◆楠
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生し、また公園などに植栽される。 長寿で、高さ20メートル以上、直径2メートルに達する。 葉は卵形で先端がとがり、革質。晩春、黄緑の小花をつけ、晩秋、球形・黒色の果実を結ぶ。 全体に芳香があり、樟脳(しようのう)を採る。材は器具材とする。
◆ツゲ
本州、四国、九州の暖かい地域に分布しています。
とくに古くから、御蔵島など伊豆七島は産地としてよく知られています。
■木材 心材と辺材の色の違いはほとんどなく、木材の色は黄白色、黄褐色です。
木材は日本産の中で、もっとも緻密であるといわれています。
したがって、肌目は極めて精です。年輪はほとんどわかりません。
◆白檀
ビャクダン科の半寄生常緑高木。インドから東南アジアにかけて産し、約二〇種がある。 心材は淡黄色で堅く芳香があり、仏像や扇の材として珍重される。細片は香にし、また白檀油を得る。
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